東日本大震災の津波で男児74人と教職員10人が犠牲となった大川小学校。遺族が提訴し、学校や市教委の「組織的過失」が認められ、約14億円の賠償を命じた画期的判決。
 裁判に挑んだ親たちの姿を追ったドキュメンタリ映画「生きる」が、北海道で初公開されます。その裁判を担当したのが私と同期の吉岡和弘弁護士(仙台、北海道出身)です。
是非、映画館に足を運んでいただきたくご案内申し上げます。

1 5月27日から6月2日まで札幌「シアター・キノ」
2 6月3日から6月9日まで苫小牧「シネマ・トーラス」

 この映画「生きる」は、学校防災の在り方、我が国の司法の在り方、日本人の法意識等、いろんな角度から考えさせる映画になっています。とりわけ、「生きる」を見られた教育関係者の方々からは、「是非、仲間にみせたい映画だ。学校安全の視点から必見の映画だ」などとの声が上がっています。
 文科省から推薦されたほか、東京都からも「優良映画推奨」を受け、また、映倫からも推奨映画に指定されました。都内の教育委員会や学校にこの映画ポスターが張られるなど、高い評価を得ています。
 そして、この種の映画では珍しい観客1万人突破のヒット作品になっています。

 この映画の主題歌「駆けて来てよ」は吉岡弁護士の作詞・作曲です。大川小遺族の心情を歌っています。

 なお、マスコミ報道等の記事を添付させていただきます。
 周りの方にも広げてください。

◯映画「生きる」ご案内
◯映画「生きる」ご紹介

2023年5月24日
弁護士 髙崎暢